〈 野球 投球フォーム インステップ ⚾ 〉
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
院長の米山です。
本日は、野球の投球フォームを見る際のポイントの一つ
「 インステップ 」について考えてみたいと思います。
野球で投げるという動作は基本の動きですが、
どこをどう見たらいいのか…
どこが変なのか…
どこから直したらいいのか…
などなど
監督、コーチ、部活の顧問の先生でも
疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方はまず前に踏み出す足の方向(ステップ方向)に
注目してみてください!
今回はオーバースローの投手という前提で話を進めていきます。
それではさっそくですが…
どれがインステップ??
①
②
③
さぁーどうでしょう?
こうやって聞かれると「ん??どれだー??」ってなりますよね。
僕が思うインステップは
②と③です。
(③は明らかですが、②は見方によってはインステップには見えないかもしれませんね!)
インステップの目安として
「後ろ足のかかとから真っ直ぐの位置に踏み出す足を置く」というルールを設けて
見てみるとわかりやすいと思います。
(あくまで一つの目安です。ご自身の中でわかりやすい表現で構いませんよ。)
インステップは良くないの?
そもそも投球動作という動作を考えたときに
すごくシンプルに考えると
①後ろ足(軸足)に貯めた力を
②徐々に前に移動していき(並進)
③踏み込んだ足(ステップ足)がついた瞬間
④それまでの力が踏み込んだ足(ステップ足)でストップし
⑤回転する力に変わり、ボールを投げていく。
ってシンプルじゃないですか? 笑
要は、
インステップをすることで
真っ直ぐバッター方向に向かう力が
斜めに伝わってしまうので
結果、横回転の動きになりやすくなります。
(サイドスローになりやすいので、オーバースローで投げたいのであれば
インステップは直した方が賢明かと思います。)
結論をいうと
『オーバースロ―で投げる場合、インステップにならない方が良い』
ということになります。
他にも
・肘が下がりやすくなる
・より多く骨盤あたりを回さなければならず腰痛になる危険がある
・手投げになりやすい(肘、肩を痛めやすい。)
・外角低めのコースになげずらい(右ピッチャーの場合、右バッターの外角低め)
・踏み出した足(ステップ足)の膝を痛めやすい
など様々な症状が出てきます。
また、
・扁平足がある
・体幹の安定性がない
・股関節の筋力不足
・上半身の硬さ
・股関節やひざ、腰などに痛みがあって、かばっている
などの元々のからだの状態が影響している場合も考えられます。
この場合は、整骨院や整形外科での治療も必要です。
トレーニングやストレッチで改善するものもあります。
がむしゃらに投げ込みをすることで得られることもあるかと
思いますが、ケガをしては意味がありません。
一度ご相談してみるのも良いかと思いますよ(*^^*)
以上のように、「インステップ」という
動作一つでもこのようにフォームに影響することがわかっていただけたと
思います。
正しいステップのイメージと方向、カラダの使い方を
身につけたいところですね!
ではここで真っ直ぐステップするための方法を
一つご紹介いたします!
『 サイドランジ 』
通常のサイドランジとは形が違いますが…
①まず軸足で真っ直ぐ立つ
②軸足のお尻を引きながら、踏み出す足を下ろしていく
※この際、なるべくカラダの近くを通るように!
③踏み出す足は内側に捻り、後ろに足を出していくように床まで伸ばす
④床につま先がついたら、元の位置まで戻して、再度くり返します
是非、参考にしてみてください!!
最後までお読みくださいまして、ありがとうございます!!!!
当院ではこのように投球フォームの改善や
バッティングフォームの改善のサポートもしております。
キレイに投げたい!球速アップしたい!など
保険治療とは別に
痛める前でも一般メニューとして、しっかりサポートします。
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南区もなみ整骨院
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(予約優先になっております。)